忍者ブログ

peakspeed hold

主にTRPG関連の何かをつぶやいて記事にします。魔法少女系オリジナルTRPG「対魔戦記TRPG ヨリガミハッカー」製作中。

sw2.0:効果の非重複に関する疑問

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

sw2.0:効果の非重複に関する疑問

 sw2.0でのちょっとした疑問。実に細かい話になると思いますが、この疑問について考えるためにまず仮定を立ててみます。

[仮定]
 1ラウンド目、キャラクターAがキャラクターBに向かって【カウンター・マジック】(操霊魔法2レベル,18ラウンド持続)を掛ける。2ラウンド目、【カウンター・マジック】の効果は継続している。AがBにもう一度【カウンター・マジック】を掛ける。

 私が想定しているのはこういった状況です。私としては、この疑問に対しては3通りの答えが考えられると思います。



[解釈]
 1.「同名の効果は重複しない」ため、ふたつの効果は併存しない。【カウンター・マジック】(1回目)の効果は打ち消され、【カウンター・マジック】(2回目)の効果のみが残る。
 2.「同名の効果は重複しない」ため、ふたつの効果は併存しない。【カウンター・マジック】(2回目)は効果を発揮せず、【カウンター・マジック】(1回目)の効果が発揮され続ける。
 3.「同名の効果は重複しない」ためキャラクターBに対するボーナスは「精神抵抗力+2」のみであるが、ふたつの効果は併存する。

 上記を見ていただければ分かる通り、それぞれの解釈のどれを採用するかによって、ゲーム的な処理が少なからず変わってきます。
 例えば、解釈3を採用した場合、キャラクターBに掛けられた【カウンター・マジック】が【ディスペル・マジック】や《ワードブレイク》の対象になった際、1回までならその効果を無効にすることができるということになります。個人的には、この解釈はディスペル系効果の価値を不当に下げるのであまり採用したくはありません。

 対して、解釈1と2の差が重要になってくるのは、効果が終了するタイミングです。解釈2なら効果は19ラウンド目、解釈2なら20ラウンド目の手番開始時に終了することになります(たぶん)。【カウンター・マジック】のような持続時間の長い効果であればいざしらず、練技をはじめとする1~6ラウンド持続の効果だとこの1ラウンドの差が勝敗の分かれ目となるかもしれません。
 GMとしては、DoT(いわゆるスリップダメージのことです)効果を持つ特殊能力の創造の際にこの問題に立ち当たるかもしれません。解釈1と2のどちらを採用するかはおそらくGMの好みとなってくるでしょうから、裁定に迷った際にはどうぞお悩みください。解釈1を採用した方がより強力になるためオススメです。

 以上、特に結論は出ないsw2.0の疑問でした。またお会いしましょう。

PR

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

プロフィール

HN:
速峰作太郎
性別:
非公開
自己紹介:
社会不適合者です。趣味でTRPG制作始めました。ご連絡はブログコメント、またはtwitterまで。

twitter:@hayamine_RR

visitor